先祖への感謝を、忘れてはならない

人生・生き方

私たちは、ともすれば

「今」を生きることに精一杯になり、

自分がどこから来たのかを忘れてしまいがちです。

けれど、

この命は突然ここに在るわけではありません。

幾世代もの先祖が

悩み、耐え、選び続けてきたその先に、

今の私たちがあります。

もし一代でも欠けていたなら、

もし一度でも道が違っていたなら、

私はここにいなかった。

あなたも、ここにはいなかった。

そう思うと、

「生きている」という事実そのものが、

すでに奇跡なのだと感じずにはいられません。

家族ができるということは、

自分の先祖だけでなく、

夫の先祖様ともご縁を結ぶということ。

夫と私が出会えたのは、

偶然ではなく、必然だったのかもしれません。

どちらかの家系が欠けていても、

どこか一つでも歯車がずれていたなら、

私たちは出会っていない。

そう考えると、

夫の先祖様にも、自然と頭が下がります。

「産んでくれてありがとう」

「つないでくれてありがとう」

「守ってくれてありがとう」

言葉にすれば短いけれど、

その重みは、計り知れません。

感謝とは、

声高に叫ぶものではなく、

日々の生き方の中に滲み出るもの。

家族を大切にすること。

相手の立場を思いやること。

自分の行いに責任を持つこと。

それら一つひとつが、

先祖への感謝の「形」なのだと思います。

先祖を敬う心は、

過去に縛られることではありません。

むしろ、

今を正しく生きるための、静かな支えです。

私たちは一人で立っているのではない。

見えない多くの命に支えられて、

今日も生かされている。

だからこそ、忘れてはならない。

先祖への感謝を。

そして、このご縁そのものを。

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