気づき・学び

気づき・学び

家族の死から学んだこと|12歳で父を亡くして気づいた命の意味

人は、人生の中で忘れることのできない出来事に出会います。私にとってそれは、家族の死でした。私は十二歳のとき、父を亡くしました。小学校を卒業する少し前のことです。あまりにも突然で、子どもだった私には、その出来事をどう受け止めてよいのか分かりま...
気づき・学び

月を見上げて気づくこと|同じ空の下でつながる心       

昨夜、ふと空を見上げると、澄んだ夜空に静かに浮かぶお月様がありました。三月とはいえ、まだ夜風は肌寒く、頬に触れる空気には冬の名残が残っています。けれど、その冷たい空気の中で見る月は、どこか凛としていて、心を静かにしてくれるものでした。月とい...
気づき・学び

お墓参りの意味とは?なぜ大切なのかを静かに考える

— 感謝を込めて、忘れてはならない場所 —人は忙しさの中で、つい大切なことを後回しにしてしまいます。日々の仕事、生活、人付き合い。目の前の出来事に追われていると、静かに頭を下げる時間を忘れてしまうことがあります。しかし、お墓参りというのは、...
気づき・学び

陰徳を積むとは何か|人に見えないところで善を行う意味   

人は、良いことをすれば誰かに認められたいと思うものです。褒められれば嬉しく、感謝されれば心が温かくなる。それもまた自然な心の働きでしょう。けれども、昔から大切にされてきた言葉に「陰徳を積む」というものがあります。人の見えないところで、そっと...
気づき・学び

故郷の友との繋がりを大切に|離れていても心がつながる理由  

故郷を離れ、仕事に追われる日々を送る友がいる。一方で、地元に残り、変わらぬ暮らしを積み重ねている者もいる。立場は違えど、互いの歩む道は、決して断たれてはいない。よく考えてみれば、故郷に友がいるということは、安心が形を持ったものなのだと思う。...
気づき・学び

お釈迦様の教えとは?「生きることは苦である」という真実の意味

生きることは、辛いことお釈迦様は、悟りを開かれたのち、最初に何を説かれたか。それは、「生きることは、苦である」という厳しくも真実の教えでした。華やかな希望でも、耳触りの良い言葉でもありません。しかしこの教えは、人を突き放すためのものではなく...
心の整理・思考法

霊視・透視の僧侶との出会い|半紙に書かれた言葉が変えたものの見方

あの方と出会ってから、私のものの見方は、少しずつ、確かに変わっていった。今はもう亡き、とある寺院のお坊さん。世間では「透視」「霊視」と呼ばれる力を持つ方だったが、ご本人はその言葉を好まなかった。過去へさかのぼり、出来事を一方向ではなく、いく...
心の整理・思考法

「雨晴れて傘を忘れる」の意味|苦しいときの神頼みを越えた信仰とは

雨が降っている間、傘は命綱のように大切に扱われる。濡れぬよう、壊れぬよう、手放さぬようにと気を配る。けれど、ひとたび雨が上がり空が明るくなると、その傘は用済みとばかりに脇へ置かれ、やがて忘れ去られてしまう。「雨晴れて傘を忘れる」——この言葉...
心の整理・思考法

「我田引水」の意味とは|自分本位な思考に気づくための禅的考え方

「我田引水(がでんいんすい)」とは、自分に都合のよいようにばかり考え、行動することを意味する言葉です。本来は、農村において水は皆で分け合う大切な恵みでした。にもかかわらず、自分の田んぼだけに水を引き入れてしまう。その姿から生まれたのが、この...
日常の教え

正月飾りの意味と種類|しめ縄・鏡餅・門松に込められた日本の祈り

年の瀬が近づくと、家々の玄関や店先に正月かざりが施されます。それは単なる季節の装飾ではなく、新しい年を迎えるための「心のしつらえ」であり、古来より受け継がれてきた大切なならわしです。しめ縄 ― 清らかな境を示すものしめ縄は、神さまをお迎えす...